真夜中の中庭は薄暗い、かと思いきや、夜空に浮かぶ大きな丸い月のおかげで全体を見渡せるぐらい明るかった。敷き詰められた真っ白な雪が月の光を反射して、まるで中庭それ自体がぼんやりと光り輝いているように見える。見慣れた風景が別の神秘的な場所のように思えてくるほどの美しい光景であった。巡回しているはずの白光騎士や使用人たちの姿が一切見えないのも、その錯覚に拍車をかけていた。


「ルーク、知ってるか?こんな雪みたいに真っ白で、夜にしか咲かない綺麗な花があるんだぞ」


ギュッギュッと音を立てて雪を踏みしめる「雪ウサギ」が両手を広げながら振り返ってきた。言われてルークは、この中庭一杯に広がる雪が全部白い花だったら、と想像してみる。夜にしか咲かない花だから、きっと月の光の色をしているのだろう。それはルークが想像しきれないぐらい、きっと綺麗な光景なのだ。


「どこに咲いているんだ」
「ここからはちょっと遠い所。いつか一緒に見れたらいいな」


そうやって笑った「雪ウサギ」は、ふいにしゃがみ込んで雪を手に取った。細やかな雪をぎゅうぎゅうに丸める背中を少し離れた所でルークが見つめていると、立ち上がった「雪ウサギ」がにやりと笑った。とても嫌な予感がする。とっさに身をひるがえそうとしたが、間に合わなかった。
ルークの顔面に、こぶし大の雪玉が見事にぶつかった。


「っ!!」
「成功成功ー大成功ー!勝負は油断した方が負けなんだぞルーク!」


思わず尻もちをついてしまったルークの耳に「雪ウサギ」の笑い声が届く。首を振って雪を除ければ、雪の上でぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねる白い耳が見えた。
普段は物静かなルークだが、その怒りの沸点は意外に低かったりする。おまけに負けず嫌いでもあった。すぐさま起き上がったルークは、瞬時に雪を手に取って「雪ウサギ」へと投げつけた。お腹を抱えて笑っていた「雪ウサギ」は当然避ける事も出来ずに、先ほどのルークと同じように雪玉を顔面へと食らう事となる。


「ぶほっ?!」
「いつ勝負が始まったというんだ屑がっ!不意打ちにも程があるだろ!」
「ふふ……ルーク、勝負の世界は厳しいものなんだぜ……ぐはっ!」
「黙れ!卑怯者にはこうだっ!」


ルークはすぐさま二投目三投目を投げつける。それを頭に身体に受けながら慌てて「雪ウサギ」も腕を振りかぶった。辺りを雪の粉が舞い散る。雪玉を時には身体に甘んじて受けたり、辛うじて避けたりしながら、ルークはとにかく自身も雪玉をいくつも放り投げた。広い中庭に盾になりそうなものは何もない。防御の事は考えずに、ただただ攻撃のために雪玉を投げた。
そうして息が切れるまで即興の雪合戦をやり続けていれば、二人とも頭からつま先まで当たり前のように雪まみれとなっていた。肩で息をしながら、しかしルークは雪にまみれる身体を不快だとは不思議と思わなかった。


「うわーっルーク全身凄い事になってるぞ。俺もだけどさ」


近寄ってきた「雪ウサギ」が笑いながらルークの頭の上に乗っかる雪を優しく払いのける。パラパラと落ちる雪の粉を視界の端に眺めながら、ルークはぽつりとつぶやいた。


「……初めてだった」
「ん?」
「雪合戦みたいな事を、他の誰かとしたのは」


まず、雪の中でこんなに動いた事が初めてだった。風邪を引いてしまうからと、いつも中庭で行われる剣の授業さえ雪の中では中止になっていたのだから。一人で遊ぶために外に出たって、ここまでは動かない。
息を何とか落ちつけて顔を上げたルークは、目の前の自分と同じ顔が優しく微笑んでいるのを直視してしまって、慌てて目を逸らした。
何だ、今の笑顔は。こちらを慈しむような、心の底から愛しいと思っているような、そんな母のような眼差しは。


「じゃあ今度は雪だるまを作ろう!」


ルークが自分でも訳が分からぬまま目を泳がせている間に、「雪ウサギ」は飛び跳ねるようにでこぼこと足跡だらけの中庭へと戻っていった。あの温かすぎる視線が逸れた事に、ほっとしたのやら残念に思ったのやら、複雑な気持ちを胸にルークも後に続く。


「ルークは頭作ってくれよ。俺は身体を作る!」
「ああ……」


曖昧に返事をしながらルークは雪を取った。そこで初めて、自分が手袋も何もつけていない事に気付いた。そういえば身につけているものはパジャマのみで、上に防寒着みたいなものは何も羽織ってはいない。まず眠っていた時のまま外に出てきたので、裸足である。しかしそれに気づく前でも今でも、不思議と寒いとも冷たいとも感じる事は無かった。
ルークは隣で鼻歌交じりに雪玉を転がし始めた「雪ウサギ」をそっと見つめる。自分で生み出した(らしい)この不思議な雪の生き物が、変なまじないでも施したのかもしれない。そうやってルークが考えられるのも、今夜は不思議な事が起こりまくりで普段の感覚が麻痺しているからに他ならない。
ルークはもしかしたら、考えたくなかったのかもしれない。今のこの時間が、この瞬間が、目の前の生き物が。その全てが幻で、夢の世界の出来事なのではないか、と。

ルークがつらつらと考えながら雪だるまの頭となる雪玉を転がしている間に、妙に張り切っている「雪ウサギ」はルークの倍以上転がしていた。ハッと気がつけば、「雪ウサギ」の手元にある雪だるまの身体はルークの身長の半分以上の大きさになっていた。このままルークの作っている頭を乗せれば超小顔な雪だるまの誕生だ。


「お、おい、一体どれぐらいの大きさの雪だるまを作るつもりなんだ」


慌てて引き止めれば、「雪ウサギ」はキョトンと見返してくる。


「ルークよりも大きい奴を作ってやろうと思って」
「……そんなに大きいのはいらない」
「そうか?」


残念そうに首をかしげた「雪ウサギ」は、すぐに笑顔になって再び雪玉を転がし始めた。しかし今度は先ほどの勢いは無い。


「それじゃあ、ルークと同じ大きさにしよう!そうしたら何か一人増えたみたいで、寂しくないだろ?」
「べ、別に俺は寂しくなんかねえ!それに今はお前がいるだろう、これ以上はいらない」


ルークとしては本当に何気なくそう言ったつもりだった。これ以上この元気な雪の生き物が増えては大変だと思ったのだ。しかしそれを聞いた「雪ウサギ」は、ものすごく驚いた表情でルークを振り返ってくる。
何か、そんなに変な事を口走っただろうか。


「な、何だ」
「あ、いや……何でもない。うん、何でもないよ」


顔をルークから戻した「雪ウサギ」の表情は、横から見ても丸わかりだった。何がそんなに嬉しかったのだろうか、これ以上ないぐらいにニマニマと笑っている。気持ち悪い奴だな、と本人が聞いたら怒り出しそうな事を考えながら、ルークも雪だるまの頭作りを再開させた。早くしなければ、今から出来上がる雪だるまがどんどん小顔になってしまう。

ルークと同じ身長の雪だるまは、程なく完成した。身体を中庭の隅っこに寄せて、その上に二人がかりで頭を乗せて、そうして出来上がった。顔も腕も無いタダの雪の塊な雪だるまであったが、ルークは満足していた。こんなに大きな雪だるまを自分の手で作ったのは、もちろん初めてだった。


「出来たー!さーて、名前は何にしようか」
「名前?」
「こいつ出来上がったばっかりだから、名前が無いだろ?ユキダルマンXなんてどーだっ!」


安直な名前を顔無し雪だるまにつけてあげている「雪ウサギ」を、ふとルークは無言で見つめていた。視線に気づいた「雪ウサギ」が首をかしげて見つめ返してくる。頭を動かすたびにひよひよと揺れるウサギの耳を見つめながら、ルークは考える。
自分と同じ顔の、雪で出来た「雪ウサギ」。今朝ルークが作り出した、生まれたばかりの「雪ウサギ」。


「お前も、名前が無いのか?」


そう尋ねれば、「雪ウサギ」の動きが止まった。静かにルークを見つめる緑色の瞳が、あのビー玉を連想させて、密かにぞっとした。目の前で「雪ウサギ」が動いて笑って喋っているのに、頭の中にはあの何も答えない雪で出来た小さな白いウサギが思い起こされる。
ああ、「雪ウサギ」は、本当にあの雪ウサギなんだ。ルークはこの時ようやくそう思えた。


「……そうだよ、俺も名前無し。ルークに作ってもらったばかりだからな」


そうやって「雪ウサギ」は笑ってみせたが、ルークにはその表情が笑顔に見えなかった。段々と申し訳ない気持ちになってくる。ルークが作り出した「雪ウサギ」なのだから、「雪ウサギ」に名前をつけてあげられるのも、ルークだけのはずだ。


「……でも俺は、名前を考えるのがすごく下手なんだ」
「へ?あ、別にいいって!ルークがこうやって遊んでくれるだけで、俺は嬉しんだから。これ以上はいらないよ」


ルークが願ったから遊びに来てくれたはずなのに、「雪ウサギ」はこんな事を言う。何だか悔しくなって必死に良い名前を考えるが、まだ幼いルークの頭の中に「雪ウサギ」に合うような適当な名前は浮かんでこなかった。今まで読んできた本の中から何か良いものは無かったか思い出していくが、どれも目の前で笑っているこの「雪ウサギ」に似合うとは思えないものばかりだ。どうして自分にはネーミングセンスというものが無いのだろうと悲しくなっていると、不意に頭の中にあるものが浮かび上がってきた。
正面から向き合うと、まるで鏡合わせのようなルークと「雪ウサギ」。鏡に映った自分は自分だ。それ以上でもそれ以下でもない、自分そのものだ。
それならば。


「『ルーク』」
「……え?」
「知っているか。古代イスパニア後で『聖なる焔の光』という意味だ。赤い髪にぴったりな名前だと、色んな奴らに良く褒められる。俺自身も悪くない名前だと思っている」


ルークは顔を上げて、まっすぐ「雪ウサギ」を見た。


「だから、やる」


「雪ウサギ」はポカンとルークを見つめている。驚きすぎじゃないかというぐらい目を見開いて、時が止まったかのように微動だにしない。


「俺の名前を分けてやる。身体を分けたみたいにこんなにそっくりなんだから、名前だって分けてもいいだろう」
「だ……駄目だよ、ルーク。『ルーク』は、ルークの名前だろ。そんな簡単に俺になんかあげちゃ駄目だ」


慌てたように雪ウサギが詰め寄ってくる。それにルークは少し不機嫌そうに眉を寄せてみせた。提案を否定された事もあるし、さっきまでの元気な勢いはどこに捨ててきたのかと思うほどの「雪ウサギ」の戸惑いっぷりも気に入らなかったのだ。


「簡単なんて言うな。俺は俺なりに真剣に考えたんだ」
「でも、だってっ!」
「うるせえ!……俺と同じ名前は、嫌だっていうのか」


少し肩を落としながらルークがそう言えば、「雪ウサギ」はものすごい勢いで肩に掴みかかってきた。びっくりして顔を上げれば、そこには切羽詰まったような必死な顔がある。


「そんな事無い!嫌だなんて絶対に無い!『ルーク』の名前を貰って、嬉しくない訳が無い!」


その勢いに若干気圧されながらも、ルークは「雪ウサギ」に向かってにやりと笑った。突然笑い出したルークに最初は首をかしげた「雪ウサギ」も、すぐにハッと気がついたようだ。自分が、果てしなく墓穴を掘った事を。
しかし気付いた頃には、もう遅かった。ルークは勝ち誇るように胸を反らし、「雪ウサギ」に言った。


「嫌じゃないなら問題ないな。つべこべ言わずに貰いやがれ、いいな」
「……はい」


ルークの様子にこれは絶対に逃げられないと理解したのか、素直に頷く「雪ウサギ」。かくんと項垂れた白い耳は、しかしそんなルークの態度とは裏腹にまるで喜ぶようにふわふわと揺れていた。俯いたままの頬も、よく見てみれば興奮のためか真っ赤に染まっている。「雪ウサギ」は、子どものルークが見ただけで分かるぐらい、ルークが与えた名前に喜んでくれているようだった。
こんなに嬉しく思ってくれているのに、「雪ウサギ」はどうしてこんなに『ルーク』という名前を拒むのだろうとルークは不思議に思う。不思議に思うがまあ今の所は、とりあえず名前を分けてあげられただけで大満足だった。


「おい、ルーク」
「……何だよ、ルーク」
「確かめに呼んでみただけだ」
「何だよそれー」


にやにやと笑うルークと、顔を上げた「雪ウサギ」のルークの目がじっと合わさる。やがて二人は、声を上げて笑い合っていた。何だか胸の中がポカポカして、くすぐったいような、むずがゆいような、そんな気持ちが次々に込み上げてくる。ルークは幼心に理解した。これが、満たされるという事なのだと。
真っ白な雪の中で一人きりで凍えていたルークの心は今、いっそ燃える様に温かなぬくもりによって満たされていた。そのぬくもりをくれたのは間違いなく、目の前にいる冷たいだけのはずのこの雪の生き物なのだろう。
そんな事を思いながら目をこすったルークは、そこで初めて気がついた。自分の瞼が、どんどんと重たくなっていく事に。


「……?」
「ああ、もうすぐ夜明けなんだな」


ルークの様子を見て空を仰ぐ「雪ウサギ」のルークにつられて何とか顔を上げれば、静かに浮かんでいた丸い月はどこかに消えて薄く白み始めていた。ハッと視線を戻したルークはそこにあった「雪ウサギ」の表情を見て、考える前に心で悟った。
別れの時は、目の前に迫っているのだ。


「名前……持ち逃げする気かよ……」
「うん、ごめんな」


だんだんと迫ってくる眠気に耐えながらルークが悔しそうに声を絞り出すと、傾ぐその身体をそっと支えながら「雪ウサギ」のルークは、本当に嬉しそうに笑った。


「ルーク、一回貰ったもんは、返さないからな。ずっとずっと、ずーっと俺、持っとくから」


真っ赤な手袋でルークから貰った形のないものを包み込むように、「雪ウサギ」のルークは自らを抱きしめた。元々返してもらおうなどとは微塵にも思っていなかったので、ルークは一つ頷いてみせる。次々と襲いくる眠気は、段々とルークの意識を奪い取っていった。


「もう、会えないのか」


耐えられなくなって震える声を上げたルークを、「雪ウサギ」のルークはにっこり笑って抱きしめた。とっさに身をすくめてしまうが、予想していた雪の冷たさはいつまで経っても伝わってくる事は無かった。代わりにルークを包み込んできたのは、紛れも無いぬくもりだった。人の温度であった。
瞼を必死に持ち上げようとするルークに「雪ウサギ」のルークがおでこをくっつければ、頭の上にもこもこの耳が触れる感触がする。一度触っておけばよかったな、と心の片隅でルークは残念に思った。


「大丈夫、ルークが願えば、俺はいつだってルークの元に行くよ」
「本当か?嘘ついてるんじゃないだろうな」
「本当だってば。だって俺は、ルークに願われてここに来たんだから」


力の入らない腕を何とか持ち上げて、ルークも「雪ウサギ」のルークを力いっぱい抱きしめた。やっぱり感じるのは凍えるような冷たさでは無くて、心まで温めてくれるような優しいぬくもりだけだ。これはきっと、「雪ウサギ」のルークの心の温度なのだろうと、ぼんやりしてきた頭でルークは思った。もう、瞼を半分も開けている事が出来なかった。


「だから、ルーク。いつか俺を願ってくれよ。いつだっていいから。俺はずっと待っているから」


縋りつくように抱きしめてくる「雪ウサギ」のルーク。今ルークが感じているこの喪失感を、目の前の半身も感じているのだろうか。そう思うとたまらなくなって、ルークは最後の力を振り絞って「雪ウサギ」のルークを抱く力に手を込めた。
離さないように。見失わないように。……忘れないように。


「当たり前だ、絶対に忘れない!だから、待っていろ、ルーク。……約束だ」
「!……うん」


「雪ウサギ」のルークがエメラルド色の瞳を瞬かせながら頷くのを見るまでで、精一杯だった。力尽きる様に目を瞑ったルークの身体から力が抜ける。眠りに落ちた身体を支えながら、「雪ウサギ」のルークはルークの頬に擦り寄った。


「ルーク、ありがとう」


「雪ウサギ」のルークの心からの感謝の言葉はもう、ルークの夢の中にまでは届かないだろうが。それでも「雪ウサギ」のルークは、絶える事無く沸き上がる愛しい思いに喉を震わせる。


「会えてよかったよ、ルーク……本当に、ありがとう」


この世の何よりも大切な存在を胸に抱きながら、「雪ウサギ」のルークは、朝日が視界を焼くまで一心に願い続けた。
そして暗闇の中、眠りの淵を彷徨うルークも、ただひたすら願っていた。


「ルーク、俺を生み出してくれた、ルーク。どうか、どうか……」

「ルーク、俺が生み出した、ルーク。どうか、どうか……」


「どうか、再び二人で出会えますように」





引き裂くように生まれ出た朝日の光の中へ消えた、真っ白な世界。まるで夢を見ていたような、淡く儚い記憶。

……夢、?


(あれは、全部、夢だった?)


「ルーク様、おはようございます」


(あの笑顔も、あの声も、あのぬくもりも、全てが、夢だった?)


「おはようルーク。今日は起きるのが遅いな、よほど良い夢でも見ていたのか?すごく嬉しそうな顔で寝ていたぞお前……うわっ?!」


(あの約束も、あの願いも、全てが……夢、だったと?)


ハッと目を覚ましたルークがベッドから起き上がり、驚くガイやメイドたちを押しのけて外に飛び出し、太陽の強い光に照らされた中庭の片隅に走り寄れば。


(あいつは言った、願えと。あいつは頷いた、約束だと。確かに……)


そこに残されていたのは、ルークの赤い手袋と緑色のビー玉が落ちる小さな水たまりと。


(……そうだ。約束は果たされなければならない)

「そうだろう、ルーク」


ルークと同じ身長の、溶けかけの顔無し雪だるまが、朝日に照らされて佇んでいた。


夜の幻に消えた雪の世界から抜け出して、二人の願いはいくつもの時を越える。その願いが互いに届くのか、それは誰にも、惑星の記憶さえも預かり知らぬ事であったが。
微かに笑うルークの記憶の片隅で、一匹の雪ウサギが跳ねて、そして消えた。





   雪ウサギの願い   後編

11/01/12


 ←前編






 以下、このお話についての補足という名の蛇足↓


このお話は更新日よりずっと前に合同誌に上げさせてもらったお話を卯年にかこつけて加筆修正してアップしたものです。
元のお話では雪ウサギさんのうさ耳が無いという今では考えられない状態だったので生えさせざるを得ませんでした。耳は良い。

蛇足ついでにさらに蛇足的に、雪ウサギの正体について。
この「雪ウサギ」はローレライの不思議パワーか何かで未来から飛んできたルーク(多分ED後とかその辺)で す。アッシュと会いたいがために雪ウサギに宿って遊びにきちゃいました。そういえば本編じゃアッシュとルークはセレニアの花を二人一緒に見る事は出来ない ままでしたね…。…きっと約束は、果たされます。願いは、届きます…! そうだよねローレライ?んん?