愛され長男と愛され弟たちによる長兄松中心LINE
松野家の愉快な六つ子たち(6)
おそ松兄様:【レッサーパンダの笑顔スタンプ】
十四松兄さん☆:【聖澤庄之助の笑顔スタンプ】
いち:【猫の笑顔スタンプ】
トッティ:【うさぎの笑顔スタンプ】
チョロ松:何、どうしたの
おそ松兄様:チョロ松お前ってやつはー!
トッティ:ほんっとこういう時空気読めないよねー
いち:さすが童貞松だわ
チョロ松:おい、童貞は関係ねえだろ。ていうかお前ら全員ブーメランだからな?!
チョロ松:俺は今忙しいの!だから手短に要件聞いただけだろ!
トッティ:えー
トッティ:今明らかにスタンプの流れだったじゃん
おそ松兄様:どうせくだらねえアイドルのイベントかなんかだろ?
チョロ松:にゃーちゃんはくだらなくなんかねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!
チョロ松:今日はイベントじゃないし家にいるし!
チョロ松:わざわざ見てたDVD止めて応答してやったんだからありがたく思えよ!
おそ松兄様:それもどうせレイカのライブDVDとかなんだろ
チョロ松:レイカじゃねえって何回言わせんだ殺すぞ
おそ松兄様:助けてください六つ子の弟の一人に脅されています
トッティ:しかも否定はしないって言うね
いち:おれしばらく家に戻らねえわ
チョロ松:誰もいない時に見てるんだから咎められる謂れはないね
十四松兄さん☆:チョロまつにいさんレイカだいすきだね!
チョロ松:ほらあああクソ長男のせいで十四松まで間違って覚えてるし!!
おそ松兄様:十四松、お前最近文字打つの上手になったなー
チョロ松:俺の話聞いてる?!
十四松兄さん☆:じょうず?ぼくじょうず?
トッティ:上手だよーすごいね十四松兄さん!
トッティ:もしかして練習とかしたの?
いち:十四松、最近おれといつもラインでやりとりして特訓してるから
十四松兄さん☆:いちまつにいさんととっくんちゅう!
おそ松兄様:何それずるい俺も混ぜてよ
いち:構われたがりか
おそ松兄様:そうだよ???構って!!!!!
いち:うざ
次男:【トラの挨拶スタンプ】
トッティ:え?wwwカラ松兄さん今??wwww
トッティ:もしかして今、最初の流れに反応したの???wwwww
次男:今ラインに気付いた
おそ松兄様:遅いwwwwwwwwww
いち:遅すぎて殺意を覚えるレベル
チョロ松:ほら!!!カラ松の方が空気読めてないよな?!
トッティ:チョロ松兄さんなんでそんな必死なのww
おそ松兄様:お前とカラ松の空気読めなさは次元が違うから比べらんない
チョロ松:納得できない
次男:ところで何でこの流れが出来上がったんだ
トッティ:え
トッティ:何でだっけ
いち:忘れた
十四松兄さん☆:おそまつにいさんがさいしょ!
トッティ:本当だ
チョロ松:だから途中で聞いたんだよ、どうしたんだよって!
チョロ松:それを本人がはぐらかすから!!
チョロ松:んでどうしたんだよクズ長男何か用があんのかよ!!!!
おそ松兄様:んー
おそ松兄様:やっぱいいや
チョロ松:は?
おそ松兄様:何でもない
チョロ松:はああ?
トッティ:どうせまた暇してたとかなんでしょ?
トッティ:おそ松兄さんの事だもん
いち:今までの流れはなんだったんやー
十四松兄さん☆:ぼくやきゅうしていい?
チョロ松:しとけしとけ
トッティ:僕もショッピングに戻ろっと
いち:しね
チョロ松:ケツ毛燃え尽きて死ね
トッティ:まだ女の子と一緒とは言ってないけど?!
チョロ松:一緒なんだろ?
トッティ:まあそうなんだけど
チョロ松:やっぱり死ねで合ってんじゃねーか死ね
いち:おれもそっちいって良い?
トッティ:来たら兄弟の縁切るからな
いち:おおコワ
次男:おそ松
次男:今どこにいる?
おそ松兄様:ん?外にいるけど?
次男:場所を教えてくれ
トッティ:なに、急にどうしたの?
次男:おそ松
おそ松兄様:何でそんなの教えなきゃいけないのよー
次男:いいから教えてくれ
チョロ松:どうしたのカラ松、お前も何か兄さんに悪戯でもされた?
おそ松兄様:えー今日はまだしてないよー
次男:おそ松、場所を教えろ
トッティ:まだって、何かする気だよこの長男
十四松兄さん☆:カラまつにいさんおこってる?
次男:怒ってない
次男:怒ってないからおそ松、教えてくれ
おそ松兄様:やだよ今のお前なんかこわいもん
次男:怖くない
いち:つかクソ松、こいつ今日返信早くね
トッティ:あー確かに、カラ松兄さんいつもはちょっとイラッてするぐらい遅いのに
次男:おそ松、頼むから
次男:今どこにいるんだ
おそ松兄様:パチンコ
次男:どこのパチンコ屋だ
おそ松兄様:二丁目の
次男:分かった
チョロ松:え、やり取り終わった?
チョロ松:既読もつかないんだけど
トッティ:突然なんだったの
いち:訳わかんねえ
十四松兄さん☆:カラまつにいさん
十四松兄さん☆:おそまつにいさんのところいったの?
チョロ松:そうなんじゃないの
チョロ松:何しにいったのかは知らないけど
トッティ:変なのー
・
・
・
次男:今誰か家にいるか?
チョロ松:え、僕がまだいるけど
チョロ松:カラ松、おそ松兄さんと会えたの?
次男:ああ
次男:チョロ松。悪いが、布団を敷いていてくれないか?一人用のでいいから
次男:濡れタオルの用意も出来れば
チョロ松:へ?
チョロ松:いやまあ、別にいいけど
トッティ:なになに、カラ松兄さん具合でも悪いの?
いち:とうとう厨二病拗らせて死ぬの
いち:やったぜ
チョロ松:兄弟の中でそんな死因の奴いたらやだよ
次男:俺じゃなくておそ松兄さん
チョロ松:は?
トッティ:へ?
十四松兄さん☆:おそまつにいさん?
いち:うそでしょ
チョロ松:ちょっと待って、どういう事?
チョロ松:お前、おそ松兄さんの所にさっき行ったんだよね?
次男:ああ、行き倒れてた
チョロ松:はあ?
次男:教えてもらったパチンコ屋に行ったら脇の路地裏で動けなくなってた
次男:安心してくれ、熱はあるけどただの風邪だそうだ
次男:今いつも行ってる病院にいる
トッティ:待って、理解が追い付かない
いち:おそ松兄さん今日具合悪かったの
次男:朝からちょっと調子が悪かったらしい
次男:きっとパチンコで大勝ちしたら治る、と思ってそのまま出かけたんだとさ
次男:馬鹿だよな
トッティ:馬鹿だね
十四松兄さん☆:ばか!
いち:ほんと馬鹿
チョロ松:紛う事なき馬鹿
チョロ松:え、じゃあもしかして、最初ラインでメッセージ送ってきたのって
次男:いよいよ熱が上がってふらふらになって一人じゃ帰れなくなったとき、じゃないか
トッティ:うそぉ気付かなかった!
トッティ:あれSOSのサインだったって事?
いち:分かる訳ねえ
十四松兄さん☆:でもカラまつにいさんわかったんだね
十四松兄さん☆:すげー!
チョロ松:いつもの構って攻撃かと思った……
次男:構って欲しい時はあいつ、いつも直接構えって言うから
次男:変にはぐらかすから何かあったんだろうなと思ってな
次男:クソみたいなプライドが邪魔して素直に言い出せなかったんじゃないか、どうせクソ長男の事だし
トッティ:もしかしなくてもカラ松兄さん怒ってるね?
トッティ:返信早いし口がいつもより数倍悪いもんね?
十四松兄さん☆:カラまつにいさんおこ?おこ?
次男:怒ってる
次男:治ったら一発殴る
トッティ:わーおそ松兄さんドンマイ
チョロ松:これは仕方ない。だって馬鹿だし
いち:馬鹿につける薬無し
十四松兄さん☆:おそまつにいさんばか!
トッティ:そうだねー馬鹿だから仕方ないね馬鹿だから
次男:ばかばかいうな
チョロ松:うお
チョロ松:びっくりした
いち:おそ松兄さん?
次男:馬鹿馬鹿言われてるぞって見せたらスマホ奪われた
トッティ:今病院にいるんだよね?横におそ松兄さんいるの?
次男:診察と会計終わって薬待ち
十四松兄さん☆:おそまつにいさんげんきない
いち:文字越しから伝わってくる
チョロ松:あーもう、具合悪いならせめて家でじっとしてろよな!
チョロ松:それを外出して余計に風邪こじらせてんだから馬鹿馬鹿言われて当たり前なんだよこのクソ馬鹿長男!
次男:今日はチョロ松が家にいたからじゃないか?
チョロ松:は?何が
次男:お前、一緒にいると体調悪いのよく見抜いてくるだろ
次男:特におそ松兄さん
トッティ:あー、そういえばそうかも
いち:昔からね
次男:バレたくなかったんじゃないか
次男:本人は黙秘権を貫いているが
チョロ松:は
チョロ松:だから無理矢理外出たの?俺にバレたくなかったから?
チョロ松:馬鹿じゃん
次男:だから馬鹿なんだって
チョロ松:分かった
チョロ松:俺も治ったら一発殴るから
チョロ松:覚悟しておけよおそ松兄さん
次男:おそ松今隣で震えてる
トッティ:おそ松兄さんwwwwドンマイwwwwww
次男:受付に名前呼ばれた
次男:もうすぐおそ松兄さん連れて帰るから
チョロ松:了解
十四松兄さん☆:カラまつにいさん
十四松兄さん☆:ぼくもおそまつにいさんはこぶのおてつだいする!
十四松兄さん☆:いまびょういんのちかくいるから
次男:薬受け取った
次男:いいのか?十四松
チョロ松:うん、十四松も合流した方がいいよ
チョロ松:万が一その馬鹿が逃げ出したりしたらカラ松一人よりはずっと良いし
次男:それもそうだな
次男:頼んだ、十四松
十四松兄さん☆:あいあい!
十四松兄さん☆:いまからいきまっする!
いち:ねえ
いち:今おれスーパーの前にいるんだけど
いち:なにか足りないものない
チョロ松:ほんと?助かる。今見たら冷えピタが切れてた
チョロ松:あと、食欲無いかもしれないからゼリーとかあったら適当に買っといて
いち:わかった
いち:あとでお金はおそ松兄さんに請求するから安心して
次男:今隣で憤慨してる
いち:文句は聞かない
トッティ:自業自得だよねー
トッティ:あ、一松兄さん、今いるスーパーって赤塚マーケット?
トッティ:僕も近くにいるから行くよ
いち:おう荷物持ち
トッティ:弟を容赦なく荷物持ちにするのやめてよ
トッティ:僕か弱いんだから
いち:か弱い奴はトイレの中に兄を押し込めたりしない
トッティ:あ れ は 誰 の せ い だ と 思 っ て ん の ?
チョロ松:お前ら喧嘩は個別でしろ
十四松兄さん☆:カラまつにいさんおそまつにいさんみっけ!
次男:十四松と合流した
次男:今からおそ松兄さんおぶって帰るからしばらく反応出来ないぞ
次男:用がある時は十四松に頼む
チョロ松:分かった、気を付けて帰ってこいよ
チョロ松:こっちはもう大体準備終わったから
十四松兄さん☆:トッティだいじょぶ?
トッティ:うん?何が?十四松兄さん
十四松兄さん☆:おんなのこといっしょっていってた
十四松兄さん☆:さっき
チョロ松:そういや言ってたよね
トッティ:あー
トッティ:さっき別れたよ、おそ松兄さんも気になるし
トッティ:ちょうどショッピングの区切りも良かったしさ
チョロ松:えっ
チョロ松:ドライモンスターがまさかそんな
いち:天変地異やでえ
トッティ:怒るよ?!
十四松兄さん☆:トッティざまあ!
トッティ:十四松兄さん?!?!?!
十四松兄さん☆:っておそまつにいさんがいってる
トッティ:やっぱり止めときゃよかったクソ長男が
十四松兄さん☆:トッティえらいぞ!さすがぶらざーのあつきこころをもつなんとかかんとか
十四松兄さん☆:ってカラまつにいさんが
トッティ:うん、全文乗せないでくれてありがとう十四松兄さん
いち:トッティはやく来い
いち:財布いないと何も買えねえ
トッティ:財布持ってなかったの?!よくそれでスーパーの前にいるけどとか言えたよね?!
いち:そんな褒めんなよ
トッティ:一ミクロンも褒めてねえよ!
トッティ:ああああもうこの兄弟ほんとやだ!
チョロ松:お前らラインで戯れてないで早く用事済ませて帰ってこいや!
チョロ松:通知がうるっせえんだよ!
トッティ:チョロ松兄さんに言われたくないし……
トッティ:はいはい分かりましたー
いち:りんご味ともも味どっちがいいかな
十四松兄さん☆:もも!
いち:よし
いち:全員分買ってやろ
十四松兄さん☆:ももゼリー!
・
・
・
次の日
おそ松兄様:ひまー
チョロ松:寝てろ病人
おそ松兄様:えー?!だって俺昨日めちゃくちゃ寝まくったよ?
おそ松兄様:もう寝るの飽きた
チョロ松:寝込むのに飽きたも何もねえんだよ寝てろ馬鹿
トッティ:おそ松兄さん、朝まだ熱あったでしょ
トッティ:今日はまだ寝てなきゃ
おそ松兄様:もう下がったし
チョロ松:嘘つけ
チョロ松:下がってたとしてもそれ薬が効いてるだけだからな
チョロ松:何回も言わせるな。寝ろ。
おそ松兄様:チョロ松なんかいつもより厳しくない?イライラしてんの?
おそ松兄様:生理?
チョロ松:風邪と童貞拗らせてそのまま死ね
次男:通知がうるさい
次男:おそ松寝ろ
おそ松兄様:俺の弟たちなんでこんな厳しいの?お兄ちゃん悲しい
トッティ:今回に限っては完全に自業自得でしょ……
おそ松兄様:昨日だってさあ、めちゃくちゃ怒られたんだよ?弟に!俺長男なのに!
おそ松兄様:路上でカラ松に怒られるわ帰ってからチョロ松にねちねち嫌味言われ続けるわトド松と一松に馬鹿にされるわ十四松には笑われるわ
おそ松兄様:ふんだりけったりだよ、もう!
おそ松兄様:何度も言うけど俺長男だからね!
次男:体調悪いの隠してぶっ倒れるような馬鹿は絶対兄貴とは呼ばない
おそ松兄様:俺の弟がこんなに塩なはずがない
チョロ松:治った後の拳骨増やされたいのかクソ長男
おそ松兄様:ヒエーコワイ!
おそ松兄様:【怯えるレッサーパンダのスタンプ】
十四松兄さん☆:【聖澤庄之助が慰めているスタンプ】
おそ松兄様:十四松ー!!俺の事労わってくれるのはお前だけだよお
十四松兄さん☆:おそまつにいさん!
十四松兄さん☆:ねて!
おそ松兄様:裏切られた!
次男:十四松、グッジョブだ
次男:【トラのGJスタンプ】
十四松兄さん☆:【聖澤庄之助が喜んでいるスタンプ】
おそ松兄様:お前らほんと五人の敵だわ
おそ松兄様:つーか皆どこ行ってんの?病に伏せるお兄ちゃん家に残して出掛けるとか薄情だと思わないの?
次男:俺はトド松と一緒にマミーの買い物の手伝い中だ
トッティ:母さんの手伝いじゃおそ松兄さんも文句言えないでしょー
おそ松兄様:うぐぐ
チョロ松:僕は今ハロワ
チョロ松:今日は元々行く日だったし
おそ松兄様:はあ?
おそ松兄様:チョロ松お前、俺とハロワどっちが大事だって言うんだよ!!
チョロ松:ハロワだよ!!!
おそ松兄様:知ってた!!!!
十四松兄さん☆:ぼくはやきゅう!
おそ松兄様:そっか野球じゃ仕方ねえな
チョロ松:ハロワにはケチ付けるくせに野球は受け入れるのかよ?!
おそ松兄様:お前、ハロワごときに野球ほどの価値があると思ってんの?
チョロ松:本来なら価値があるべきなんだよ特に無職の俺たちには!!!!
チョロ松:あーもう、早くこの病人から誰かスマホ奪い取れよ!
チョロ松:今の看病当番誰?!
次男:一松
トッティ:一松兄さんじゃなかった?
十四松兄さん☆:いちまつにいさん!
チョロ松:そういや一人だけ既読もつかないんだけど一松か!
チョロ松:あいつこの馬鹿放っておいて何してんの?!
おそ松兄様:一松なら俺の隣で寝てるぜ
トッティ:は?
チョロ松:冗談にしてももっとマシな事を言え
次男:十発追加
おそ松兄様:ほんとだから!そんなに殴られたらさすがの俺も死ぬから!
おそ松兄様:【布団の上で丸くなって寝ている一松と隣に寝転がるおそ松の自撮り写真】
おそ松兄様:な?
チョロ松:マジじゃねえか!
十四松兄さん☆:いちまつにいさんおひるねちゅう?
チョロ松:何で看病する側が患者ほったらかして寝てるんだよ!
おそ松兄様:いや、一松が暇そうにしてたから、昼寝でもすれば?って誘ってみたんだよ
おそ松兄様:ほら、俺今常人より体温高いから良い湯たんぽ代わりになるぞって
次男:何故昼寝に誘った
おそ松兄様:眠そうだったから?
トッティ:一松兄さんが眠そうな目してるのなんていつもの事じゃん
チョロ松:今すぐ起こせ、そしてちゃんと看病させろ
おそ松兄様:えーっこんなに気持ちよさそうに寝てんのに?
おそ松兄様:可哀想じゃん
チョロ松:こんな時になけなしの兄性発揮しなくていいから!!!
十四松兄さん☆:おそまつにいさん
十四松兄さん☆:いちまつにいさんおこさなくていいよ
十四松兄さん☆:ぼくがかんびょうする!
おそ松兄様:マジで?
チョロ松:あーもうじゃあそうして。頼んだ十四松
十四松兄さん☆:あいあいさー!
十四松兄さん☆:いまからかえる!
トッティ:それじゃこれで安心だね
次男:俺達もなるべく早く買い物を済ませるから
チョロ松:こっちもそうする
チョロ松:もともと早めに帰るつもりだったけどさ……
トッティ:手間がかかる長男だよねー
おそ松兄様:なあ、お前らまだ帰らねえの?
おそ松兄様:俺ひまー
チョロ松:だから寝とけって。つーか何でお前またスマホ持ってんの
チョロ松:あれからもう30分は経ったよね、十四松まだ帰ってないの?
おそ松兄様:十四松なら俺の隣で寝てるぜ
チョロ松:は
おそ松兄様:【寝転がるおそ松の両脇に幸せそうに眠る一松と十四松の写真】
チョロ松:はあああああ?!
次男:ミイラ取りがミイラに……
トッティ:何してんの?!何してんの?!
おそ松兄様:十四松も昼寝したそうだったから、つい
チョロ松:つい、じゃねーよ看病係寝かしつけんなよ!!
次男:お前は寝かしつける天才か
おそ松兄様:照れる
トッティ:照れなくていいから
チョロ松:どっちでもいいから今すぐ起こせって
おそ松兄様:やだーこんなにお兄様にくっついて幸せそうに寝てるんだよ?可愛くね?
おそ松兄様:俺の弟可愛くね?
次男:可愛い
チョロ松:可愛いのは分かったから
チョロ松:お前ホント大人しく看病させろよ……
トッティ:もー仕方ないなあ
トッティ:おそ松兄さん、今から一番可愛い弟が帰るから覚悟しててねっ
おそ松兄様:トッティー!
次男:マミーの買い物はまだもう少しかかりそうだから、トド松だけ先に帰らせる
チョロ松:ナイスカラ松
チョロ松:トド松、もう絶対おそ松兄さんにスマホ持たせないように布団の中に押し込めよ
トッティ:分かってるって
トッティ:ほんと世話のかかる兄さんたちなんだから
チョロ松:……なんか嫌な予感がするんだけど
次男:……俺はブラザーを信じてるぜ……
おそ松兄様:トッティか……イイ奴だったよ
おそ松兄様:【寝転ぶおそ松の腕や足に頭乗せて健やかに眠る一松、十四松、トド松の写真】
チョロ松:トッティィィィィィィ!!!
次男:やっぱり今回も駄目だったよ
おそ松兄様:あいつは人の話を聞かないからな
チョロ松:一昔前のネタはよせ
おそ松兄様:大丈夫だ、問題ない
チョロ松:問題大アリだわボケ!!
チョロ松:だからああああ何で看病人を寝かせるかなお前はあああああ?!
次男:逆に感心してきたんだが
次男:一体どうやってるんだ
おそ松兄様:簡単だよ?
おそ松兄様:ほらおいでーちょっと寝転ぶだけでも気持ちいいよーって両手広げて待機するだけ
おそ松兄様:お兄ちゃん渾身の対弟専用甘やかしモードの笑顔を装備してな!
次男:ぅゎ長男っょぃ
チョロ松:お前病人って自覚ある?いや自覚してたらこんなことしねえよな知ってたごめん死ね!
おそ松兄様:流れるような罵倒脳内再生余裕すぎる
おそ松兄様:お前らも早く帰ってこいよお
おそ松兄様:俺が気持ちよく寝かしつけてやるから
次男:嫌だ
チョロ松:誰が寝るかよ
おそ松兄様:おそ松おにぃちゃんといっしょにお昼寝しょ?(はぁと)
次男:吐いた
おそ松兄様:俺も
次男:予想通りの自滅www
おそ松兄様:やっぱ無理だわこのノリwwwww
チョロ松:くだらねえ会話すんなクズ長兄ども
チョロ松:俺今ハロワ出たからすぐ帰る
チョロ松:首を洗って待ってろおそ松兄さん
おそ松兄様;来いよ、返り討ちにしてやるぜ
チョロ松:俺お前の看病しに帰るんだけど?!何で返り討ちされなきゃいけねえんだよ!!
おそ松兄様:これだけ元気なんだから看病いらなくね?
チョロ松:自分で言うなや!!!
次男:さっきの写真見たらまだ少し顔が赤かったぞ
次男:また熱でも上がってきているんじゃないかこのクズ
おそ松兄様:あらよく見てらっしゃる
チョロ松:ホントだーあーーーーーもうほんとクズ!!!
おそ松兄様:クズクズ言うなー><
次男:可愛くない
おそ松兄様:チッ
チョロ松:こじらせられたらこっちが迷惑なんだよ!!とにかく待っとけ!!!
チョロ松:俺は絶対にお前の寝かしつけ攻撃には屈しないからな!
次男:チョロ松
次男:それフラグ
おそ松兄様:【すやすや眠るチョロ松、一松、十四松、トド松に囲まれて満面の笑みのおそ松の写真】
おそ松兄様:mission complete
次男:馬鹿な
おそ松兄様:ちょっと挑発したらすぐノッてくれるチョロ松マジチョロい
次男:正直こうなるだろうなとは思ってた
おそ松兄様:残るは貴様だけだ……
次男:何だろう、この人類最後の生き残りになってしまったような絶望感は
おそ松兄様:カラ松も早く帰ってこいよお
おそ松兄様:母さんの買い物そんな時間掛かってんの?
次男:もうすぐ終わる
おそ松兄様:はーやーくー
おそ松兄様:早くお前が帰ってこないと俺特製弟布団が完成しないじゃん
次男:弟布団
おそ松兄様:そう
おそ松兄様:俺の弟たちで出来た布団。あったかいよお。愛がこもってるよお
おそ松兄様:だから早くー最後の一人ー
次男:嫌だ
おそ松兄様:ここまできてまだ拒むというのか!
次男:確かにブラザーたちが身を寄せ合って眠る姿は可愛い。癒しだ。正直混ざりたい。
次男:でもそれがお前の弟布団という名前なら俺は混ざらない
次男:絶対混ざらない
おそ松兄様:えー
次男:言っただろ
次男:お前の事兄貴とは絶対に呼ばない
おそ松兄様:なに、もしかしてまだ怒ってんの?
次男:当たり前だ
おそ松兄様:昨日謝ったじゃん
次男:正直反省の色が見えない
おそ松兄様:カラちゅんひどーい
次男:約束しただろ
次男:そういうの隠すなって
おそ松兄様:あー
次男:長男のプライドとか意地とか、そんなの捨てろって
おそ松兄様:したなあ
おそ松兄様:懐かし
次男:やっぱり弟には頼れないから言わなかったのか
次男:それなら俺はおそ松の弟にはならないって
次男:前にも言った
おそ松兄様:昨日のは別にそんなんじゃないって
次男:じゃあなんで言わなかったんだ
おそ松兄様:ごめんって
おそ松兄様:昨日は完全に俺が油断してただけ
次男:心配した
おそ松兄様:うん
おそ松兄様:ありがとな、カラ松
次男:もう約束やぶるな
おそ松兄様:やぶんないよ
おそ松兄様:なあ
おそ松兄様:弟として混ざれないなら、お兄ちゃんとして混ざってよ
おそ松兄様:一人足んないのはやっぱさびしーんだって
おそ松兄様:俺たち専用の弟布団いいぞーあったかいぞー
次男:ん
次男:そうしたらいい加減大人しく寝ろよ
おそ松兄様:寝る寝る
おそ松兄様:超寝るよ俺
次男:分かった
次男:マミーの会計が終わった
次男:今から帰るから
おそ松兄様:りょーかい、待ってるよ、カラ松おにーちゃん
次男:やっぱり治ったらもう一発追加で
おそ松兄様:何で?!
おそ松兄様:あ、そういえば
おそ松兄様:カラ松、多分途中から忘れてたと思うんだけど
おそ松兄様:ここ、個人じゃなくて六つ子グループだかんね
次男:………
次男:あっ
おそ松兄様:【六つ子が布団の上で団子になってくっつきあって眠っている写真】
おそ松兄様:俺たちの弟マジ天使
次男:天使
※おまけ 数日後の長兄松LINE
次男:おそ松
次男:助けてくれ
おそ松兄様:どしたの
次男:弟たちに尋問されてる
おそ松兄様:尋問???www
おそ松兄様:いったい何したのwwww
次男:この前おそ松が風邪で寝込んだ時のラインで
次男:俺、焦ってたせいで六つ子グループでも考えずに文字打ち込んでただろ
次男:いつもおそ松と話すときみたいに
おそ松兄様:ああー
おそ松兄様:そういやそうだったかも
次男:どういう事だって今問い詰められてる
次男:あの時早かったのに何でまた遅くなってんだって
おそ松兄様:あーwwwwなるほどwwww
おそ松兄様:また遅くなったの?
次男:遅くなったというか
次男:いつも通り考えながら打ち込んでるだけなんだが
おそ松兄様:結果遅くなってんだろ?まーあいつらの気持ちもわからんでもない
おそ松兄様:つーかそんなに遅いの?確かにグループじゃ遅いと思ってたけど気にした事無かったわ
おそ松兄様:一番遅いとどれぐらいなの
次男:一番
次男:一松相手だと平均30分、最高1時間は掛かるかな……
おそ松兄様:ファーwwwwwwwwwwww
おそ松兄様:長すぎwwwwwwwwwwそりゃ一松も切れるわwwwwwwwwwww
次男:一松は人一倍繊細なやつだから……
次男:どうにか傷付けないような言葉を選んでいたらどうしてもそんな時間に……
次男:結局遅いっていつも怒られるんだけども
おそ松兄様:意味ねえwwwwwwwwwww
次男:俺はどうしたらいいんだ
おそ松兄様:考えずに即返信すりゃいいじゃんww
次男:駄目だ、それじゃ弟たちを無暗に傷つけてしまうかもしれない
おそ松兄様:俺は?????
次男:おそ松?
おそ松兄様:そう
次男:だから気遣う要素が見当たらないんだが???
おそ松兄様:その図太さを弟たちにも分けろよ!!!!
おそ松兄様:大丈夫だって、松野家の人間だよ?お前なんかの言葉でそんな簡単に傷つくわけないでしょ
次男:言い方が多少引っかかる
おそ松兄様:一松だって
おそ松兄様:俺、この間あいつとAV嬢の好みの話で4時間ぐらい白熱したライン送りあったよ?
おそ松兄様:多少の暴言は許されるって
次男:そこまで白熱するのはさすがに引くわ
おそ松兄様:一松にも言ってやって
おそ松兄様:喜ぶかもしんないよ
次男:無難に殺される未来しか見えない
おそ松兄様:それなwwwww
おそ松兄様:つかお前、あいつらに尋問されながらよくラインできるね?
次男:今はトイレに逃げ込んでる
次男:助けて
おそ松兄様:切実かwwwwwwwwww
次男:正直弟たちには悪いとは思ってる
次男:でもやっぱりいきなりは無理だどうしても考えてしまう
次男:徐々に慣らしていきたい所存
次男:だからこそ今は助けて
おそ松兄様:もーしゃーねえなー
おそ松兄様:俺今競馬場いんだけど
おそ松兄様:ここまで逃げてきな。かくまってやるから
次男:おそ松!!!!
次男:かっこいい!!!!
次男:優しい!!!!!
次男:イケメン!!!!!
おそ松兄様:心にもない褒め言葉でおだてなくても良いから
次男:分かった
おそ松兄様:そこは世辞でも本心だとか何とか言ってくれる場面だろお!!!!!!!
次男:途中でチョロ松に追いかけられたら逃げ切れる自信がない
おそ松兄様:あーうーん
おそ松兄様:じゃ、Bルートから途中外れてC,Eルート通ってきな。チョロ松あいつ多分Cルート知らないから
次男:なるほどそうする
おそ松兄様:これで貸し一つな
次男:俺まだおそ松に焼肉食べ放題奢ってもらってないんだが
おそ松兄様:あれはお前が俺の居場所バラした事でチャラだるぉぉぉが?!?!?!??!
おそ松兄様:つべこべ言ってないでさっさと来い!!!!
次男:ウッス
16/03/10
| □ | おまけ→